
「アカシカ」という名前の由来にもなった
赤茶色の体が特徴で、8つの枝に分かれた、
1mを超える大きな角を持ちます。
普段は森に住んでいて、
最年長のメスを中心とした群れで生活しています。

ヨーロッパに生息する野生の哺乳類としては
体が最も大きいとされ、
なかには体長3m、体重1,000kgを超えるオスも!
水を毎日飲み、冬は水溜りの氷を割って水を飲んだり、
雪を食べたりして水分を補給しています。
絶滅危惧種です。

黒い頭と首、白い頬、オリーブ色の背中と
明るいレモン色のおなか・・・。
オシャレな配色が特徴です。
人間の変化する環境にもよく適応でき、
街中の公園や庭園でもよく見られる身近な鳥です。

メスの方がからだが大きくなる鳥。
世界最速の生き物の1つとされ、
1999年には最高時速320キロをマークし、
「最も速い鳥(急降下時)」として
ギネス世界記録に登録されたハヤブサもいます。

北半球を中心に世界中で広く生活し、
特にユーラシア大陸北部と北米大陸では
最も身近なキツネ。
秋と冬には厚い毛皮の「冬毛」を生やして
寒さに対応し、
春になると毛皮は抜け落ち、
短い「夏毛」で夏をすごします。

ヘラジカはシカの仲間では最大の種類で、
手のひら状になった角の左右の開きが
2m近くになることも。
道路に飛び出し交通事故にあうことも多く、
ヘラジカが多く住む地域では
道路標識にヘラジカが描かれています。

ヒグマはホッキョクグマと並んで
クマ科の中では最大で、
体つきも頑丈でがっしりとしています。
木登りはあまり得意ではないですが、泳ぎは上手!
大きな体に似合わず、
時速50km近くで泳げるといわれています。

森林や農地で暮らし、
10月~4月頃までは冬眠します。
とても臆病な性格で、
びっくりしたり危険を感じると
体をボールのように丸めて、
針のように毛を逆立てて身を守ります。

オスは約80cm、
メスは約60cmくらいの大きさです。
オスは胸からおなかにかけて光った緑色、
顔は赤くて尾が長いのが特徴。
メスは黄かっ色でオスより尾が短めです。
おどろいたとき以外あまり飛ぶことはありません。

頭から背中にかけて、毛が盛りあがっている部分が
タテガミに見えることから
「タテガミヤマアラシ」の名前がつきました。
身を守るために針状の毛を大きく広げ
自分を大きく見せたり、
後ろ向きに突進して攻撃します。

ムフロンは家畜であるヒツジの先祖の一種と考えられており、
野生のヒツジのなかまではもっとも小型の種です。
ふだんはオス・メスそれぞれでグループを作っていて、
オスのグループでは角の大きさが
順位を決める大きな要素になっています。

カラフルなからだの色が美しい渡り鳥。
冬は熱帯アフリカで越します。
虫を食べますが、
特にハチ類が大好物なので「ハチクイ」。
1日に約250匹のミツバチを食べることも!?

体長は約160cmで翼を広げると3m近くにもなります。
通常からだの色は白いですが、
繁殖期には全身が桃色になります。
湿地や湖などで生活し、
追い込んだ魚をのどの袋で
一気にすくってつかまえることもあります。

ハート型のお面を付けているような顔をしているため、
日本では「メンフクロウ」という名前がついています。
夜行性ですが、夕暮れの少し前の時間帯に特に活動的に。
左右で微妙に位置がずれた耳を使って、
暗闇の中でも獲物の位置を正確に知ることができます。

大西洋の熱帯・温帯海域に分布する大型のマグロ。
世界で最も巨大で速く、
美しい色を持つ魚の一種とされています。
日本にも食用として輸入されています。

まわりの環境に合わせて
からだの色や突起の長さを数秒で変えることができ、
岩や海藻のマネをしています。
無脊椎動物の中では
特に知能の高い種類だと考えられています。