ミキハウスの
SDGs活動レポート
2026.01.28
赤ちゃんお世話体験授業
in桂小学校
2025年11月7日(金)に、ミキハウス SDGs活動の一環で、大阪府八尾市立桂小学校の2年生を対象に「赤ちゃんのお世話体験」の出前授業を行いました。
小学校2年生の生活科の授業では、「いのちの大切さ」に気づき、自分自身が家族に大切に育てられたかけがえのない存在であるということ、そして今ある環境を大切にしようとする心を育むことが目的とされています。
今回の授業は、わたし達ミキハウスが協力する形で実施されました。

〇ミキハウスの取り組みを小学生向けにアレンジ
ミキハウスでは10年以上にわたり、マタニティさんとそのパートナーを対象とした「プレママ・プレパパセミナー」を実施しています。
特に初めての出産を控えたマタニティさんたちに向けて、生まれたての赤ちゃんに見立てた人形を使い、赤ちゃんや肌着のことを勉強し、実際に着せてみる体験や、おむつを替える体験をすることで、生まれてくる赤ちゃんとの生活を具体的にイメージできるようになり、不安が軽減されると大好評のセミナーです。
そのセミナーを中学生や小学生に向けてアレンジし、「赤ちゃんをお世話する体験を通して、子どもたちにもさまざまなことを感じてもらえる機会にしよう」と今回の授業を行いました。

〇授業の流れ
授業は次のような組み立てで行いました。
・事前学習:
おうちの人に自分の名前の由来・生まれた時の身長、体重を聞いてくる。
・当日:
*名前の由来をお友達とシェア。
*赤ちゃん人形に名前をつけて正しく抱っこを体験。
*生まれたばかりの赤ちゃんの身体の仕組みや生活リズムを学ぶ。
*コンビ肌着を実際に着せてみる。
*おむつを外しておしっこが出ているか確認する。
*赤ちゃんのお世話を通して感じたことをシェア。
事後学習
授業の内容をおうちの人に伝えて、自分が生まれた時や赤ちゃんだった頃の
の様子を聞いてみる。
〇授業の様子
授業では、どの位置からも見やすいように、多目的室に机を半円形に配置してスタート!
さて、授業がいよいよ始まり、
児童のみなさんはちょっとかしこまって、どきどきしたような面持ちで並んで教室に入ってきましたが、すぐに「赤ちゃんの先生?」や「その人形を使ってやるの?」と興味津々の様子でした。
まずは事前学習のワークシートの内容を隣の席のお友達と発表しあってもらいました。
子どもたちのワークシートをのぞき込んでみると、名前の由来には、漢字の意味が書かれていたり、読みやすいようにふりがなが書かれていたり、わが子へのたくさんの想いや愛情が込められていることが伝わってきて温かい気持ちになりました。
そして赤ちゃん人形を配ると子どもたちはみんな大興奮!
一気ににぎやかになりました。
「本物の赤ちゃんだと思って大事にしてあげてね」と説明すると、はじめは少し怖がる子もいましたが、実際に自分の手元に赤ちゃん人形が来ると、早速抱っこしたり、座らせたり、逆立ちさせたり…思い思いに赤ちゃん人形に触れてくれていました。

赤ちゃん人形に名前をつけてもらうところですでに大盛り上がり。
にぎやかに名前を付けてくれて、場が温まったところで赤ちゃんの抱っこ体験です。
正しい抱き方を伝えて実際に抱っこしてみると、「重たすぎる…」「かわいい」など口々に感想を言いながら楽しんでいました。
首を支える難しい抱き方にも挑戦し、手の位置などに苦戦している子もいましたが、弟や妹がいる子はとても上手で、小さなママのように、抱っこしながらやさしく揺らしている子もいました。赤ちゃんが心地良いように揺れながら抱っこする様子を見て、2年生という幼い子にも、そのような思いが本能的に備わっているのだな、と感心しました。

最初は興奮して落ち着かない様子でしたが、赤ちゃんの重さを感じたあと、自分が生まれた時の体重と比べてもらい、大きい、小さいということは関係なくここまで大きく育ってくれていることがおうちの人にとってはうれしいことだし、生まれたばかりの赤ちゃんは昼も夜もなくミルクやおしっこ、うんちとお世話が大変で、おうちの人は一生懸命みんなのお世話をしてくれたんだよ、と話すと真剣なまなざしで聞いてくれていました。
そして、赤ちゃんに肌着を着せる体験です。みんな慣れない蝶結びに苦戦していました。
あちこちで「わからん~」「できひん~」と声が上がっていましたが、肌着を着せられたことがうれしいのか、肌着を着た赤ちゃんを「最初よりも赤ちゃんがかわいく見えるー!」と言ってまた抱っこして、お友だちのところに見せにいく子もいました。
とても微笑ましい光景でした。
次におむつを外しておしっこが出ておむつが濡れていないか確認してもらいました。
弟や妹がいる子は「紙おむつの線が青になってないからおしっこしてないよ」と教えてくれて、普段から妹や弟のお世話をしていて、ちゃんとおうちの人から教えてもらったことを覚えているのだな、と感心しました。
最後に「今日の授業のことをおうちの人に話して、みんなが生まれてどんなに嬉しかったか聞いてみてね。」と伝えて授業は終了しました。
〇最後に
わたしは今回講師として参加するにあたり、まだまだ幼い2年生の子に伝わるのか心配でしたが、わたしが想像していた以上に赤ちゃんを可愛いと思い、小さな命の意味を理解してくれている、と感じました。
子どもたちがハイタッチしてきて、笑顔で教室を出て行く姿を見てとてもうれしかったです。
子どもたちからの感想を少しご紹介します。
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赤ちゃんの服をきせるのがむずかしかった。ずっとだっこしていたらかわいく見えてきた。
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あかちゃんをそだててたのしかったです。
- 赤ちゃんってこんなにたいへんなんだな。ママがいっしょうけんめいそだててくれたんだー。
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赤ちゃんはかるいと思っていたけど抱っこしたら重かったです。ぼくも重かったのかな。

この授業を通して、「みんな違っていてもいい、自分はかけがえのない存在で周りの家族やお友達はとても大切な存在だ」ということが少しでも伝わっていたらうれしく思います。
またわたし自身も講師として参加させていただき、教えるだけじゃなくて逆に子どもの方から教えてもらうこともたくさんある、という気づきもありました。
わたし自身、子どもを育てる母としても子どものことを尊重しかけがえのない存在であることを伝えていきたいですし、お互いに成長していけるような関係性を築いていきたいと思います。
貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました!
(法人営業部 上村胡桃)
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