ミキハウスの
SDGs活動レポート
2023.12.18
SDGs出前ワークショップ
「発信(広報)編」in 成法中学校
みなさん、こんにちは。
ミキハウス広報部の藤原啓太です。
7月7日(金)、八尾市立成法中学校の2年生5クラスを対象に「働くことって何?」というテーマでワークショップを行いました。ミキハウスの色々の仕事のなかで、生徒の皆さんが自分の興味のある仕事を選べるようになっていて、「発信(広報)」に興味のある生徒の皆さんがたくさん集まってくれました。
グループワークの大きなテーマは、「成法中学校を発信しよう!」でした。なぜ、このテーマにしたかと言うと、考えやすい身近なことを題材にして表現を楽しんでほしかったからです。
中学生のみなさんには、記者に取材してもらえるように、自分の学校の良いところをたくさん見つけて、記者の目を引くようなPRのタイトルを考えてもらいました。初めてのことで苦戦する班もありましたが、「挨拶ができること」、「文武両道」、「強いスポーツクラブがあること」、「人権学習に力を入れていること」など、身近なところから学校の良いところをたくさんあげることができました。
実際のタイトルでは、色を使ってみたり、英語を使ってみたり、こちらから特に触れていないのに、各班でそれぞれ工夫をしていて驚きました。楽しんでいる生徒も多くいてうれしかったです。最後に、広報が担当して作成した会社資料の話をしました。内容はもちろんのこと、表紙の紙質や赤色の種類にもこだわったことを伝えると、「そんなところまでこだわっているんだ」という感想を書いてくれた生徒もいて、様々な観点から表現することを考える時間になっていればと思います。
実は授業の始まる前に「広報って何?」と聞かれ、そもそも「広報」という言葉も中学生の生徒さんにはなじみがないものなんだと改めて気づかされました。自分にとっては当たり前の仕事でも、初めて体験する生徒さんには新鮮なものに感じられたと思います。よくよく自分の中学生の頃を思い返すと、やはり同じように仕事なんて想像できなかったですね。今回のワークショップを通じて、テレビ・新聞・ネットのニュースなど、生徒の皆さんが目にするものには、そこに携わる人がいて、その仕事を何か少しでも想像できて、興味をもってくれたらうれしいです。
最後に生徒さんからの感想(一部抜粋)をいくつかご紹介します。
・みんなでタイトルを考えて話すのが楽しかったです。
・どんな表現をすればよく伝わり、人をひきつけられるかを良く考えることが重要だと思った。
・普段授業とかで新聞をかく時があるけど、それを思い返してみたら、新聞とかつくる人もものすごく考えてやっているんだなと思ってすごいなと思いました。
・情報はCMなどで簡単に発信されていたけど、そのためにPRを考えることの大変さがわかった。
参加された生徒の皆さん、ありがとうございました。
藤原啓太(広報部)