ミキハウスの
SDGs活動レポート
2023.12.13
SDGs出前ワークショップ
「EC 編」in 成法中学校
みなさん、こんにちは。
ミキハウス EC事業部の野村万亀です。
7月7日(金)八尾市立成法中学校の2年生のみなさんに「働くことって?」というテーマにワークショップを実施しました。
わたしが担当したのは「ECについて」です、ECとは「Electronic Commerce」の略で、いわゆるネット通販、ネットショップなどのことです。今の中学生はSNSに関心が高く、デジタルな世界に興味があると聞いていたものの、どれだけの生徒さんが集まるかすごくドキドキしてこの日を迎えました。当日には80名近い生徒さんが来てくれました。
★テーマは「ECサイトで手に取れないアイテムのお買いものをサポート」
まだ一人でECサイトでお買いものをすることが少ないと思われる年齢のみなさんが、どうしたらネットショッピングの裏側に興味をもってもらえるか?すごく悩んだ結果、ECのデメリットを逆手に、10代のみなさんの率直なアイディアを!と、「実際に触ることができない商品をお買いものするためにはどんな画像があったらいいか」をテーマにグループワークをしてもらうことにしました!
★題して、「今日はみなさんが商品ページの画像ディレクター」
実際に、ミキハウスのロゴの入ったTシャツと、ベビーシューズを生徒さんたちに渡して、グループごとに画像をディレクションしてもらいました。その商品のどんな画像があったら、実際に触れないお客さまがその商品を買いたくなるか!考えてみよう!とワークへ突入。
「ディレクター」や「ディレクション」という言葉のインパクトもちょっぴり「プロのお仕事イメージ」につながったのか、すごく生き生きと話し合いをしてくれました。
「Tシャツは子どもが着用している画像がいい、ポーズもかわいく」
「シューズはぼくが飾ってみるから、かっこよく角度をつけて写真を撮影する」
「うしろも前からも、横からも下からも、全角度の写真があったらいいよ」
中には、
「一緒に買ってもらえるように、スカートやパンツも一緒に載せたらいい」
と、プロ顔負けのアイデアが出て驚きました。大人のわたし達が思うより率直に捉える生徒のみなさんの順応の早さや柔らかさの一面を感じました。
★商品が届くまでにはたくさんの「人」がつなぐ「お客さまのために」
ECの仕事は実はたくさんの役割を担う人たちでつながっています。サイトに商品を登録する人、ページをデザインするセクション、お客さま対応をするチーム、そして商品を出荷梱包する部署。みんなでつないで商品が無事にお客さまの元に届くことを説明しました。
ともすると、デジタルな冷たいイメージがあるかもしれないECですが、一人ひとりが熱意をもってお客さまのために働いていること、わたしたちの仕事は全て「子どもと家族の毎日を笑顔でいっぱいに」というミキハウスのブランドプロミスにつながっていることを伝えました。
そんな話を、生徒のみなさんたちが少し神妙な面持ちで聞いてくださったように思います。
生徒のみなさんが大人になることにわくわくする気持ちを持ち、どんな仕事をしたいかな?と胸が躍るきっかけのほんの一部にでもなっていたらうれしいです。
★最後にみなさんからの感想を一部抜粋してご紹介します。
・イメージはデスクで黙々とサイトを作っていると思っていたが、実際はイメージがわきやすいようにいろいろ工夫しているんだなと思ってすごいと思った。
・自分で見てさわって買うのもいいけど、お店の人がわかりやすくより多くのことを伝えようという気持ちでやってるのは楽しそうでいいな、と思った。
・ECの仕事はたくさんの人が協力してお客さまに商品を届けているのだと思った。
・商品が触れなくても買いたいなと思う商品ページをつくるの大変そうだけどすごいなと思った。
・オンラインで買ってみたいなと思った。
・たくさんのチームが連携してひとつの目標の向かっているのがかっこいいと思った。
とってもうれしい言葉をいただき、わたしの方が元気をもらったように思います。
生徒のみなさん、ありがとうございました。
野村万亀(EC事業部)