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ミキハウスの
SDGs活動レポート

ミキハウスの<br class='sp'>SDGs活動レポート

2024.01.15

きのくに国際高等専修学校「夢」の授業

皆さん、こんにちは。私はイヴァン・ンダイシミエと申します。

まずは自己紹介から。

私は東アフリカのブルンジ出身です。北はルワンダ、東と南はタンザニア、西はコンゴ民主共和国と国境を接しています。

私は2018年に来日し、東海大学に入学、今年の9月に卒業しました。現在は内定者アルバイトとしてミキハウスの本社で仕事をしていて、来年4月には、第48期として正社員になることを目指しています。

 

11月14日、私は光栄にもきのくに国際高等専修学校を訪問して授業をする機会をいただきました。今回の訪問、授業の主な目的は、

*母国とアフリカ大陸についての生徒の皆さんにより深く理解してもらうこと

*私自身がミキハウスに入社して築きたいキャリアについてお話すること

でした。

また、きのくにの生徒たちの学力が大変高いというその要因について、授業内容や、課外活動、その他さまざまな学校の環境について知るという目的もありました。

 

今回の訪問に際し、準備や案内をしてくださった坂本達さんには心から感謝しています。

 

 

授業でブルンジの紹介をした時、ほとんどの生徒が名前も聞いたことがない、と言っていました。でも、数名の生徒がコーヒーの産地として聞いたことがある!アフリカ史の授業で国の名前を聞いたことがある!と言っていました。それから、地図と写真を使ってブルンジと、出身のブジュンブラの紹介をしました。

また、ブルンジは第一次世界大戦前はドイツの植民地になり、そのあとベルギーの植民地になりました。植民地化された結果、経済的に搾取され、民族分裂・紛争があり、終結する2000年まで長い年月と犠牲を払ったということを話したところ、生徒たちは現実のことなのかなかなか理解しにくく、想像もできない様子でした。

 

 

次に私自身の話をしました。

日本に興味を持ったきっかけは、「キャプテン翼」「犬夜叉」というアニメを観たこと。

また、ブルンジでは、キルンジ語、スワヒリ語、フランス語がつかわれていて、高校からアメリカンスクールに行っていたので、英語もできて今は日本語もできること。

そして、私自身の「夢を実現するためには行動しなくてはならない」と思っていることをお話しました。

*明確なゴールを設定する

*柔軟性を持つ

*失敗も夢を実現するためのプロセスの一部であること、つまり、失敗はないこと 

Have a mentor Role model to guide you!  (ロールモデルとなるメンターを持ちましょう!)

私の場合は、本田宗一郎氏です。

 

 

授業の中では、さらに発展途上国で生まれ育ったことの経験についてもお話ししました。先進的な施設が少なく、便利とは言えない地域の出身である私のような者は、勤勉に学び、働いて成功の階段を上るのか、それともその環境に甘んじて生きるのかという選択を迫られます。

 

私は小さな頃から、学ぶことや学力を身につけることが人生にとって最も大切であるという信念を持ちそれを原動力にして生きてきました。常に向上心を持ち続け、周囲の環境に左右されることなく、大きな目標を目指して歩んできました。幼い頃から夢を育み、大志を抱くことが、人生の成功を収めるための土台になると信じてきました。

 

きのくに子どもの村学園で過ごしてみて、その学校施設の素晴らしさと考え抜かれた学習環境に魅了されました。そして、生徒たちの才能あふれる様子やその個性、創造性にも感心しました。私は、きのくにで学ぶ生徒たちと交流してみて、学ぶことを大切にして、真の学力を身につけることが、その後の人生のプロフェッショナルとしての歩みの基礎になるという、私自身の信念と同じだということを感じました。

 

 

私自身の経験から、この学ぶことから得られる影響は、家族背景や出身国による影響よりもはるかに大きいと思っています。今日という時間を有効に活用し、最大限の努力をすることが明日の人生を決定すると思います。

 

最後に、きのくにの学生や先生方の温かいもてなしに深く感謝いたします。生徒との活発なセッションはとても充実していました。生徒たちの洞察に満ちた質問や私の国について学ぼうとする姿勢がとてもうれしく感銘を受けました。また近いうちに、きのくにの皆さんと再会したいですし、彼らの未来を心から応援したいです。

 

(イヴァン・ンダイシミエ 内定者)

 

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今回の授業を企画した、坂本達さんからのコメントを紹介します。

 

イヴァンくんは、とても上手な日本語で「夢」に関する授業をしてくれました。生徒たちは初のアフリカからのゲストに、親しみを感じながら一生懸命聞いていました。

 

生徒たちは授業後の振り返りで、「小さいときから国に貢献したいという夢があるのはすごい」「シャイになるとチャンスを逃すよね」「考えや思いを言語化するのは大切」「行動しなければ叶わない。でも何からやったらいいんだ?」と話し合っていました。

また「言語を目的ではなく、手段として学ぶ留学がいい」という意見も。

 

イヴァンくんの日本に来ての印象は、漢字が難しい、人が優しく駅でもどこでも助けてくれる。言いたいことは直接言わない。残念だったことは、電車で隣の席に人が座らない、英語をしゃべる人が少ない、などでした。

 

彼の夢はハーバード大学でMBAを取得し、世界的なビジネス・ベンチャーを立ち上げて成功すること。最終的には経済的な成功だけでなく、母国の恵まれない子供たちを支援するなど意義ある貢献をすること。今はまだ夢の途中とのこと。いつまでも夢を応援し合える仲でいられたらと思います! 

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