ミキハウスの
SDGs活動レポート
2024.01.22
SDGs出前授業
キャリア教育「働くって何? 接客をしてみよう!」
in南高安小学校
みなさん、こんにちは!
12月8日(金)、私たちはミキハウス SDGs活動の一環で、八尾市南高安小学校の5年生を対象に「働くことって何?」というテーマで授業を実施しました。
この授業は「キャリア教育」の取り組みの一環で、子どもたちに働くことの意義や世の中にはどんな仕事があって、どんなことを大切にしてお仕事をしているのかなど、ワークショップ形式で授業を行いました。
ミキハウス以外に、消防士、警察官、ダンスの先生など様々な職業の方々が来られていて、それぞれの授業に希望する生徒が集まるという形式でした。
私たちの担当ワークショップは、「ファッションアドバイザーになって、接客販売を体験してみよう!」です。
生徒の皆さんに、ファッションアドバイザーの仕事ってどんな感じなんだろう?おもしろそうかな?難しいのかな?興味関心を持ってもらうために、接客のロールプレイングを中心とした内容で取り組んでもらいました。そして、ワークショップは大いに盛り上がりました。
はじめに、生徒の皆さんに自身でお買い物をしたときの体験を聞いてみました。「店員さんに優しく親切にしてもらったなぁ、笑顔が素敵な店員さんだったなぁ、感じが良くない店員さんだったなぁ、」などいろんな感想を出してくれました。
次に、2人1組のペアになって、ミキハウス のトレーナーを使いながらファッションアドバイザーとお客様の設定でロールプレイングです。
お客様役は、「自分が10年後…お友達の子どもに会いに行くので、その子にあげるプレゼント探しにミキハウスにやって来た」という設定です。
始める前に我々の見本を見てもらい、接客用語の「いらっしゃいませ!」の練習をしました。驚きました!みんな最初から大きな声で一斉に元気よく「いらっしゃいませ!」と言ってくれて、とても気持ちのよい挨拶に鳥肌が立ちました(笑)
そしてロールプレイングは、この「いらっしゃいませ」の挨拶から始まり、1.2分間の接客です。
恥ずかしがったり、緊張したりするかな、と心配でしたが、みんな堂々と笑顔で楽しそうにお客様と会話を始めました。演じるという楽しさもあったのか、みんなそれぞれの役になりきっている様子でした。
ロールプレイングの後は、フィードバックです。お客様役からファッションアドバイザー役によかったポイントなど伝えてもらいました。「笑顔が素敵だった、元気があってよかった、ちゃんと商品を見せながら話してくれた」など素敵な感想を出してくれました。
一方、ファッションアドバイザー役からは「やってみたら何を喋っていいのか困った、思ったより難しかった」実際やってみての気付きがありました。思っていたより難しいと感じた人が多かったようです。
今回生徒の皆さんにロールプレイングしてもらったのは、挨拶からのファーストアプローチまでの接客の冒頭部分だけです。実際の接客はこの部分が1番大切で、この冒頭部分がもたらす「第一印象」によって、お客様が気持ちよく楽しくお買い物できるか、「またこのお店に来たいな、またあなたから買いたいわ」と思っていただけるかどうかを決める大切な部分であることをお伝えしました。
最後は、私たち二人で、「いらっしゃいませ」でお迎えし、お話をしながら商品を提案する、という実際の接客の流れを皆さんに見てもらいました。
接客販売は直接お客様とふれ合うことのできる、ミキハウスの最前線です。
お客様からたくさんお聞き出しをして、商品を含めてたくさんご提案する楽しさ、最後はお客様に喜んでもらえることが1番の醍醐味、やりがいに繋がっています、と締めくくりました。
生徒の皆さんは、このロールプレイングや授業を通してどんな風に感じてくれたでしょうか?皆さんの感想シートから、いくつかご紹介します。
感想…
・お客様の目を見て話したり、商品を見やすいようにするのが難しかった。
・何を話せばいいのか難しくて簡単じゃないことがわかった。
・ファッションアドバイザーをやって、第一印象が大事だということがわかりました。
・接客が難しかった。一つ一つデザインが凝っていた。
・品質などこだわっているのを初めて知った。
・接客をしているのを見て笑顔だし、わかりやすく説明していたのが良い、と思った。
・また機会があったらミキハウスの話を聞きたいです。
皆さんの感想から、私たちが毎日大切にしていることが少しでも伝わったのかな?と思うとうれしくなりました。
ファッションアドバイザーという体験を通して、働くことに興味を持つきっかけになってもらえれば嬉しいです。
東 佳穂・濱本 さおり ( 法人営業部)