ミキハウスの
SDGs活動レポート
2024.04.08
子どもたちと一緒に
~地域清掃~
3月22日(金)は毎月恒例の地域清掃でした。大人11人に加えて春休み企画で事業内託児所の卒業生である小学生4名も参加してくれました。
わたしも前回に続き、子どもたちと参加しました。
今回も驚かされたのはごみを見つける子どもたちならではの目線です。
はじめは「なんで人が捨てたごみをわたしが拾わないといけないの~?」としぶしぶ出発したのですが、ゴミを見つけ始めると一転、燃え始めました。
しかも、大きいゴミほど燃えるようで、
「こんなの見つけたよー!」とポケモンゲットだぜ並みの笑顔です。
見えにくいところにあるとなおさら気持ちが盛り上がるようでまるで宝探し。
子どもの手からすると大きいサイズの火ばさみを上手に使いこなして、たくさんのゴミを拾ってくれました。
大人よりも目線が低いということもあるのでしょうが、たくさん拾う秘訣は「好奇心」と「やる気」
大人では見向きもしないような塀の裏側や溝の細い隙間からごみを拾う子どもたち。
探すことに夢中でなかなか前に進めないー!という時間もありました。
わたしも子どもたちと一緒に歩きながらいろんなことを考えました。
きれいに見える道端の植木のなかに、隠すようにごみが捨てられているのを見ると、「捨てる人は見えないから少し罪悪感が減るのかな。」と思ったり、ごみが集中して捨てられている場所を見ると、「先に捨てている人がいるから自分だけじゃないという気持ちになるのかな。」と思ったり。
昔は子ども会で地域清掃に参加した記憶がありますが、そういった地域活動も少なくなってきている時代。子どもたちにとってもとてもいい経験になっていると思います。素直な子どもたちは地域清掃の参加した後も、道を歩くといつも以上に道端のゴミが気になるようです。
不衛生なゴミもあるのでいつも拾って歩くわけにはいかないですが、その子どもの興味ややる気、そして街をきれいにすることへの意識は大切にしてあげたいな、と思います。
前回参加した時よりもごみの量は減ったように感じましたが、今回もたくさんのゴミを拾いました。
本社屋の周辺は特定の人たちが使用することが多いエリアです。
一度リセットしてきれいになった状態を見て、ポイ捨てをしていた人が「捨てるのをやめよう。」と思ってもらえたらいいなぁと思いながら取り組んでいます。
わたしたちだけでできることは限られているので、この地域で生活したりお仕事をされたりしているみなさんにも少しずつ活動が広がって「街をみんなで守ろう」という意識の輪が大きくなるといいなと思います。
肥田裕美子(MD本部)