ミキハウスの
SDGs活動レポート
2024.12.07
はつしば学園小学校出前授業
「ミキハウスのものづくり
~シューズへの想い~」
みなさん、こんにちは!
11/7(木)大阪府堺市のはつしば学園小学校にお邪魔して、小学校3年生の皆さんに
ミキハウスのこだわりの靴づくりを伝えるワークショップを実施しました。
主に次の4つのことをお伝えしました。
・赤ちゃんの足や歩き方にはどんな特徴があるのか
・ミキハウスこだわりの赤ちゃんのシューズにはどのような特徴があるのか
・ミキハウスのシューズはどのように作られているのか
・ミキハウスのシューズには想いが込められているのか
3年生の3クラスそれぞれに1時間ずつ授業を行いました。
子どもたちはみんな、そわそわ、わくわくした表情で教室に入ってきて、元気に挨拶をしてくれました。
まず子どもたちにしたはじめの質問は「赤ちゃんの足はどんな足でしょう? 」
赤ちゃんの足の写真を見ながら、みんな「はーい!」と手を挙げてくれて「ぷにぷにしている!」「まだ骨が柔らかい!」と元気に発表してくれました。
1才の子が歩く動画を見ると、「かわいい〜!」と声が上がり、「ぐらぐらしながらがに股で歩く!」「ペンギンみたいに歩いてる!」と次々と楽しそうに答えてくれます。
ミキハウスのシューズを班ごとに配ると、「わ〜!かわいい!」と歓声が。
生地や靴底が柔らかい一方で、バランスを取って歩きやすいようにかかとは固く作られている、という赤ちゃんのためのシューズの特徴を、実際にシューズを触りながら理解してくれたようでした。
実際にシューズを履かせる体験もしてもらいました。
難しいけど履かせやすかった!動く赤ちゃんだともっと難しそう、と楽しんで履かせてくれました。
ミキハウスの靴づくりの動画では難しい言葉も出てきましたが、みんなとても真剣に最後まで見てくれていて、その集中力に驚きました。
動画の後に「機械ではなく人の手で作っていることに驚いた!」と感想を言ってくれる子、靴の形を決める足型に関心を持って「あれはなに?」と質問する子、初めて見たものにみんな興味津々でした。
その後班ごとに夏用のサマーシューズや、冬用のブーツ、かっこいいスニーカーや大きなキャラクターがついたシューズなど、さまざまな種類のシューズを配りました。
特に男の子が金や銀のキラキラのシューズを「かっこいいー!」と目を輝かせている様子がとてもかわいく微笑ましかったです。
配ったシューズから、自分のお気に入りを選んでもらい、それを履いてどこに行きたいか質問すると、
スポーティーなシューズを選んだ子からは「これを履いてテニスに行きたい!」
ボアの暖かいシューズを選んだ子からは「冬に雪遊びをしたい!」など思い思いのシーンを発表してくれました。お買い物やスポーツから塾やお出かけまで、子どもたちの想像するシーンが本当に様々でとっても面白かったし、何よりシューズは子どもたちの暮らしの一部を担っているのだなということを実感しました。
最後に、Made in Japanのものづくりは世界中から高い品質で評価されていて、ミキハウスのお店も世界各国に進出し、いろいろな国のお客様から愛されているということを伝えて、もりだくさんのワークショップは終了しました。
最後の質問・感想タイムでは、
「小さいころミキハウスの靴を履いていたが、親が自分のことを大切に考えて選んでくれていたことがよくわかった。」なんてうれしい声も。靴の話を通じてそんなことを感じるんだなと関心しましたし、私たちのものづくりへの想いがきちんと伝わっているのだなと温かい気持ちになりました。
授業後にいちばん心に残ったことをワークシートに書いてもらいました。
・心に残ったことは、靴を作る動画です。ミキハウスで作っている靴はほとんどが手作業なので、いつもよりもっと靴を大切にしようと思いました。
・一番心に残ったことはたくさんのくつが見れたことです。あんなにいっぱいのくつがあるなんて知りませんでした。今日ははつしば学園小学におこしくださりありがとうございました。ミキハウスのリュック、今でも大切に使っています。
・赤ちゃんが安全にはける靴を人の手でていねいに作られていたことです。また、赤ちゃんのことを思って、愛情をかけてつくったといったときには感動しました。たくさんの種類のくつがあり、外国にまで知れわたっていてすごいと思いました。
・赤ちゃんのくつには大人の人の心がたくさんはいっているんだなと思いました。
・赤ちゃんがはきやすくするように考えているのがとてもすごいと思いました。
私は生産管理の部署で靴を担当しています。今回子どもたちからたくさんの素直な感想をもらい、あらためて今までと変わらず赤ちゃんや子どもたちのことを考えたMade in Japanのものづくりを守っていけるよう日々業務に励みたいと感じました。
生産管理部 八木詩織