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ミキハウスの
SDGs活動レポート

ミキハウスの<br class='sp'>SDGs活動レポート

2025.08.20

パリ店・ロンドンハロッズ店
Go Greenキャンペーン

今回のGo Greenキャンペーンでは、パリ店とロンドン・ハロッズ店の両店舗で、日本の伝統文化「てるてる坊主」作りをテーマにしたワークショップを開催しました。
開催期間:ロンドン 6月7日~6月29日(土日のみ)、パリ:6月6日~6月28日(金土のみ)

製品を作る時に発生する生地の残りを使用し、日本古来の晴天を願うてるてる坊主を作ることを通じて、環境に興味を持ってもらうこと、日本の四季や文化の魅力を子どもたちに楽しく伝えることを目的とし、両店舗でそれぞれ趣向を凝らした取り組みを行いました。

パリ店では、スタッフ手作りのてるてる坊主キットを用意し、ご来店いただいたお子さま連れのお客さまにお渡ししました。

すると予想以上に大きな反響があり、受け取った方々からは「自分の国にはない発想で面白い」といった声が寄せられました。

特に印象的だったのは、長年のロイヤル顧客さまがキットをお持ち帰りになり、

その一週間後に、ミキハウスの甚平を着た5歳の息子さんと共に、散歩の途中で再びご来店くださった出来事です。

息子さんは満面の笑みで「プチプペー・デ・プリュイ(雨のプチパペット)、もう一個作りたい!」と言い、

お母さまも「普段はビデオゲームやおもちゃばかりで遊んでしまうのですが、一緒にてるてる坊主を作ることで、こんなに有意義な時間が過ごせるとは思いませんでした」と感想をくださいました。

特に、注意欠如多動症の息子さんが集中して静かに取り組む姿に感動された様子で、

「環境教育を理解するにはまだ早い年齢かもしれませんが、家族にとって本当に大切なものをあらためて感じるきっかけになりました」と語ってくださいました。

 

一方、ハロッズ店では、店内でてるてる坊主を実際に作るワークショップを行ったのですが、そのワークショップが世界各国から訪れるお子さまたちを自然に引き寄せ、小さな異文化交流の場となりました。

 

 

国や言語の違いを超えて、皆で机を囲み、色とりどりの布や糸を使っててるてる坊主を作る様子は、見ているだけで心温まる光景でした。

この活動はお子さまだけでなく、保護者やハロッズのスタッフにも大変好評で、「日本文化の魅力をこんな形で体験できるなんて」と感動の声も多くいただきました。

中には「長年ミキハウスのファンで、オリジナル生地に触れながらのワークショップは、子どもでなくても本当に嬉しかった!」と笑顔で語ってくださる方もいらっしゃいました。

 


今回の取り組みを通じ、私たちは環境教育と文化体験を組み合わせることで、より深く人々の心に残る交流の場を作れることを実感しました。

子どもたちの笑顔、そしてそこから広がる家族や地域との温かい繋がりが、未来に向けた持続可能な社会づくりへの大切な一歩になると信じています。

パッサレッラ アレッサンドロ(グローバル事業部 欧州駐在)

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