ミキハウスの
SDGs活動レポート

2025.01.30
ミキハウス所属レスリングの文田健一郎選手
「きのくに国際高等専修学校」に来校!
レスリング 文田健一郎選手 講演会!
2024年12月3日(火)
きのくに国際高等専修学校で講師を務めて4年になるのですが、その授業に特別講師として文田選手が駆けつけてくれました!
貴重な機会ですので、中高校生全員と教職員で参加させてもらいました。
文田健一郎選手
講演会ではスライドを交えて、最初はお父さんに言われて嫌々やっていたレスリング、あるきっかけから本腰を入れるようになった経験や、東京オリンピックで「金」をとれなかった悔しさをどう乗り越えたか、また中高生の心に響くメッセージをくれました。
小学6年生の頃の文田選手
高校時代、文田選手とお父さんのツーショット
講演を聞いた高校生の感想
「パリオリンピック、レスリングの金メダリスト、文田健一郎さんが来てくれました。幼少期からオリンピックを目指すまでの過程を、目の前で語られる姿に鳥肌が止まりませんでした。
最近、進路について考え始めた私にとって、背中を押してくれるような言葉ばかりで、聴けて良かったと深く感じています。
また、目の前で自分の持ち味を生かした得意技を披露してくださったり、その場にいたみんなに金メダルを触らせてくださるなど、驚きと興奮でざわつきや拍手が絶えませんでした」。
高校生にビシビシと刺さっていました。
真剣に文田選手の話を聞く生徒たち
文田選手に質問!
【質問】
何事も続けることは難しくて、嫌だな、しんどいなと思う時があるのですが、そんな時どうしますか?
【文田選手】
しんどいのは、レスリングに対してもあります。そういう時はガッツリ離れるようにしています。
好きなことは離れても大丈夫。
でもそれが自分にとって重要で、離れたら興味なくなりそう、というときは向き合うようにしている。
【質問】
高校生の時、金メダル以外の進路を考えていましたか?
【文田選手】
日体大に行ってレスリングをする!と決めていた。
でも大学1、2年生で勝てなかった時、家電が好きだったのでヨドバシで働こうとか考えていた。1
00%で頑張って「絶対この道で」と思っても、他の道も考えていた。
迷うことも多かった。
【質問】
目標があるとき、どうやって忘れないようにしますか?
【文田選手】
目標を周りの人に話す。
不釣り合いだと言われることがあっても、自分はかっこいいと思った。
周りが目標を知っていたら、困っているときに手助け、アドバイスやヒントをくれる。
知恵は多い方がいい。
文田選手より「きのくにの中高生へのメッセージ」
レスリングでつらいことがあっても、「好き」という気持ちは変わりない。
みんなも「好き」を大事にして欲しい。
面白い、極めたい、ずっとやっていたいことに没頭して、それを周りに言う。
難しいかも、自分には無理かもと思わず、つらいことや挫折を経験しても、振り返ったら「あの経験のおかげで今があるんだ」と思えるから、「好き」という気持ちを持ち続けて欲しいな、と思います。
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世界一の選手が語る内容は、レスリングを越えて伝わるのだと改めて実感。
ミキハウススポーツクラブのメンバーも、このような形でも活躍してくれています。
私も自分の得意技に磨きをかけようと思いました!
文田選手、ありがとうございました!
文田選手、きのくにの小学校にも顔を出してくれました。小学生からサイン攻め!
(SDGs推進委員 坂本達 社長室)