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ミキハウスの
SDGs活動レポート

ミキハウスの<br class='sp'>SDGs活動レポート

2022.06.17

We can make our dreams come true!
きのくに「夢」の授業
自分を起点として行動しよう

 みなさん、こんにちは。ミキハウス人事部の楊ムンです。先日、生まれて初めて高校生に「夢」の授業をしてきました!

 今回授業をすることになったきっかけは人事部の先輩(※)坂本達さんからのお誘いでした。坂本達さんは4年以上の有給休暇で自転車で世界を回ったというユニークな社員です。

 達さんの話は就職活動中や入社後の採用説明会で聞いていて、講演会の様子や教科書に掲載されたことなども耳にしていました。今回は、そんな達さんから、和歌山の高野山近くの緑豊かな森にある、(※)「きのくに国際高等専修学校」の高校生たちに授業をしてみないか、と声をかけてもらったのです。

きのくにへ「夢」の授業

    「夢」の授業と聞いた時、正直そんな大きなテーマについて学生に何を語ればいいか不安しかありませんでした。そこで自分の経歴を色々と振り返ってみた結果、思い切って「教える」よりも「一緒に考えてみる」ことにしました!

    5月17日当日。山奥にある「きのくに」を見学したのち、おいしい給食をいただき、100分の授業を始めました。約20名の高校二年生に囲まれての自己紹介、私の故郷西安の紹介や歴史、文化に触れながら充実していた高校時代と日本留学の話をしました。キラキラ話がひと段落したところで、今度は私の苦労や辛かった思いをシェアしました。過ごした時間はすべて経験、挫折を味わった分だけ成長につながったという話をみんなうなずきながら聞いてくれました。

私の夢

    本題の「夢」について、私の夢は「人とのかかわりの中で、人々の中に新しい価値を生み出すこと」だと伝えました。私がかかわったことで、その人に新しい考え方やものの見方をみつけてほしい、ということです。

    今の仕事のきっかけは、学生時代に京都のミキハウスショップでインターナショナルスタッフとしてのアルバイトでした。語学をいかして海外のお客様の接客をしていたのです。お客様と楽しい会話をしてお買い物や旅行のアドバイスまでして、「楊さんがいてくれて助かった!ありがとう」と言ってもらえて本当に楽しかったです。

 そのうち、他の留学生や外国籍スタッフが困っていることがあるのでは?と考え始めました。お客様にもっと良い商品とサービスを提供するには、スタッフ個人ではなく会社や組織での仕組みが必要だと思ったのです。さらに、海外にいるスタッフやお客様のためにももっとできることがあるのでは!と思いました。ありがたいことに、ミキハウスに正社員として入社してから、やりたかったことをちょっとずつできるようになりました。海外スタッフの採用や教育に関わって、さらに現地スタッフの教育プログラムも作成し、運営していこうとしています。お客様に直接かかわることは難しくても、スタッフをサポートすることによってより多くの笑顔や豊かな時間が生まれてくることが、なによりやりがいです。今はお客様からだけではなく、一緒に働く仲間からも「楊さんがいて良かった」と言ってもらえるように日々夢の実現に奮闘中です!

 この授業もそうですが、私の話から何か小さなヒントを与えることができたら、私の夢のひとつも叶えたと言えます。私が高校生の時、毎日のように聞いていたマイケル・ジャクソンの『HEAL THE WORLD』のメロディーをBGMに、私は現在の仕事の中で実現しつつある夢の話をしました。

    そして、みなさんに一番伝えたいことは、一人でできることは小さく少ないけれど、まず自分が起点として行動することの大切さだと、改めて認識できました。そして夢をみつけて実現するために、たくさんの情報と経験を手に入れる私なりのヒントを伝えました。SNSはもちろん、読書や映画・アニメ鑑賞、アルバイトなど、なんでもいいので、たくさん吸収して自分の視野を広げていくことをおすすめしました。

メッセージと感想文

 最後のメッセージとして、コロナ禍でいっぱい我慢していたみんなに「焦らないで!そして絶望しないで!!!」と伝えて終了しました。その後、みんなから色々質問を受け、感想文も書いてくれました。それぞれの感じ方の違いも私にはとても良い気づきになりました。なにより、みんなが真剣に聞いてくれ、素直に考えてくれた姿や、今後の行動に移してみようとする意欲が、私に達成感を感じさせてくれました。本当に来てよかった!と惜しみながらきのくにを後にしました。

 これは当日みんなからもらった感想の一部です。これを糧に、私もまだまだ夢の途中、前進あるのみ!これからも子どもたちの夢を応援したり、たくさんの仲間がより働きやすい会社や社会に近づける努力をしようと思います。

SDGs推進委員 楊 雯(人事部)

 

(※)坂本達さんhttp://www.mikihouse.co.jp/tatsu

名物社員、達さんは前代未聞の「4年3ヶ月の有給休暇で自転車世界一周」した、私の部署の先輩です。帰国後は勤務の傍ら経験を本にして、その印税でお世話になったアフリカの村に井戸や診療所を造ったり、全国の学校で「夢講演会」をしたり、今は家族5人で世界を自転車で走り回る、一言でいうと「すごい人」です。そんな彼は今、中学校国語の教科書にSDGsを考えるための教材として載っています。

(※)きのくにhttp://www.kinokuni.ac.jp

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